出産は結婚に次ぐ大きなお祝いのステージです。家族にとっても大きな喜びですし、親しい方々からも、これからのご夫婦の幸せな家庭作りを祝う品物やメッセージが送られてきます。お二人だけでなく、生まれてきた赤ちゃんも幾久しくお付き合いいただくことを感謝して品物の額や大小に関わらず必ずお祝い返しをしましょう。いわば、赤ちゃんからの「始めまして」のご挨拶でもあるわけですしね。	内祝いは、出産後ひと月以内に贈るのが一般的です。出産後２〜３週間までには、お祝いの品が贈られて来ますから、まずは家族の方に頼んでリストを作っておいてもらうと便利です。また、内祝いの品選びは、お母さんと赤ちゃんの体調が落ち着いてきてからにしましょう。まだまだ産後の体調が思わしくないときや赤ちゃんの様子に目が離せない場合などは２ヶ月以内をめどにお返ししましょう。
内祝いの金額は、「お祝い返しは半分返し」と言われるように、贈られた金額や品物の半分を目安に考えます。お返しの形は、蝶結びの水引を使ったのし紙の中央上側に「内祝い」と表書きし、同じく中央下には「命名○○」と赤ちゃんの名前を記します。最近ではメッセージカードや写真カードを添えて贈ることも増えています。

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